Garmin(ガーミン) Instinct 2X Dual Power(スマートウォッチ)の紹介と比較
Garmin(ガーミン) Instinct 2X Dual Power(スマートウォッチ)の紹介と比較

Garmin(ガーミン) Instinct 2X Dual Power(スマートウォッチ)の紹介と比較

Instinct(インスティンクト)は2018年11月15日にGarminから発売されました。

発売当時はガーミンを問わず、スマートウォッチは10万円前後する物が多く中々手が出ませんでした…
ただ、Instinctは32,800円(税抜)とかなり安い価格設定がされた為、発表直後に飛びつくように購入した覚えがあります。

 

購入してからは『風呂に入る時』『充電している時』以外は常に一緒に生活している仲です💛

逆に付けていないと不安になるくらいで、多分スマホより大切な存在かもしれません…

理由は簡単です。
スマホをどこかに置き忘れると通知が来ます✨

その為、スマホを見て確認するより時計を見て確認する事が圧倒的に増えたからです❕
時計をしていないにも関わらず、ついつい腕を見てしまう癖が出るくらいです💦

 

そんなInstinctですが、2023年6月現在まだ現役で活躍しています❕
アメリカ国防省の基準であるMIL-STD-810をクリアしているだけあり頑丈ですね❕❕
バンドの擦れ等は有るもののそれ以外に目立った外傷も全くありません。


過去1度だけセンサーに異常がありました。
高度が正しく表示されない不具合でしたが、交換して貰ってからはノートラブルで動いています。
※この時は風呂に行く際も時計をしていたのが原因だと思います

 

流石に5年近く使っている為、バッテリーはヘタって来ましたね😿
アクティビティ(30分程度のジョギング)を1週間で2、3回程度行うと1週間持つか持たないかくらいのバッテリーです。

バッテリー交換する事も可能ですが、Instinctの場合は18,040円(税込)と少し金額が微妙なので考えてしまいます。
他の機種等、バッテリー交換の詳細費用はガーミンのHPをご確認下さい。

と、そんなバッテリーに不安を抱える今日この頃でしたが、2023年5月12日に遂にガーミンからInstinctの新しいモデルが発売される事になりました❕ 詳細はこちら

しかもソーラーパワーにより稼働時間が大幅にアップしています!!!

当初悩んでいたEnduroシリーズよりは安いですし…
これは・・・と思い、Instinct 2X Dual Powerを思い切って購入しました。

と、前置きが長くなりましたが、この後は新旧のInstinctを比較していきたいと思いますm(_ _”m)

 

【スペック比較表】 -Garmin HPより抜粋-

Instinct(初代)Instinct 2X Dual Power
発売時期2018年11月15日2023年5月12日
販売価格36,080円68,200円
レンズ素材化学強化ガラスPower Glass(ソーラーパネル)
ベゼル素材繊維強化ポリマー繊維強化ポリマー
ケース素材繊維強化ポリマー繊維強化ポリマー
QuickFitウォッチバンド互換性あり(22mm)あり(26mm)
ストラップ素材シリコンシリコン
サイズ45×45×15.3mm
手首回り適応サイズ:132-224mm
50×50×14.5mm
手首回り適応サイズ:145-228mm
LEDフラッシュライトなし(画面ライトのみ)あり
ディスプレイタイプモノクローム、半透過メモリインピクセル(MIP)太陽光の下でも見やすい、モノクロ半透過メモリインピクセル(MIP)
解像度(サイズ)128×128ピクセル
(23×23mm)
176×176ピクセル
(27×27mm)
重量52g67g
防水等級10ATM(水深100m相当)10ATM(水深100m相当)
稼働時間Smartモード:最大14日間
GPSモード:最大14時間
UltraTracモード:最大35時間
スマートウォッチモード:40日間+無制限
GPSモード:60時間+85時間
マルチGNSSモード:40時間+25時間
マルチGNSSマルチバンドモード:27時間+9時間
バッテリー最長モード:150時間+無制限
Expeditionモード:60日間+無制限
バッテリー節約モード:100日間+無制限

※右の値はソーラー充電時
内蔵メモリ16MB64MB
GPSGLONASS、みちびき、GalileoGLONASS、みちびき、Galileo、GNSSマルチバンド
その他MIL-STD-810G準拠(アメリカ国防省が定める標準規格で耐水、耐熱、耐衝撃をクリア)血中酸素トラッキング、ジャイロセンサー、Garmin Pay、事故検出機能、MIL-STD-810G準拠(アメリカ国防省が定める標準規格で耐水、耐熱、耐衝撃をクリア)
値段は上がっていますが、その分性能も格段に上がっています。
赤字部分が勝っている点で個人的に気になるポイント

 

 

【インプレッション】 実際に使ってみる…
今回、左手にInstinct 2X Dual Power(以降 新モデル)Instinct(以降 旧モデル)を付けて山に行ってみました。
条件はなるべく同じになるように工夫しての比較となります。

 

 

【今回のこだわり条件】

  1. 新旧のモデルで環境が変わらないように考量する
    付ける位置は『左腕に新旧の2つを装着』、アクティビティは『登山モード』、『GPSの設定は初期値』、『スマホは機内モード(通信しない)』
  2. 一般的な登山スタイル
    林道、樹林帯、稜線、ロード等の要素が有るコース設定で、山頂ではしっかりと休憩する一般的な登山スタイルで、登山道を外れることなくコースを忠実に歩く。ただし時間を短縮する為、若干スピードハイクかも💦
  3. YAMAPの地図に表記されている標高を正として比較
    地図上の標高を基準にする事で、新旧とYAMAPの各誤差が判るように実施

※過去YAMAPを使ったAndroidとiOS、そしてスマートウォッチを比較した実験もしています。
 興味が有る方はそちらもご覧ください。YAMAPでの実験(2020年8月実施)

 

 

【各ポイントで記録したログ】
 1枚目:校正実施(しっかりとした記録が取れるように)
 2枚目:鉄塔(1236m地点)
 3枚目:木無山(1732m地点)
 4枚目:三つ峠(1785m地点)到着
 5枚目:三つ峠(1785m地点)12分休憩後
 6枚目:霜山(1301m地点)
 7枚目:分岐(4km程余分に歩いて元の位置)
 8枚目:ゴール
 9枚目:アクティビティ停止後のバッテリー(2Xは66%から開始)

※7枚目の行ったり来たりのログは時間が遅くなったので別のルートで下山する為に変更したものです。

 

 

【GPXファイルの読み取り結果】
従来のブログに掲載している方法で2つの結果を表示します。

新モデル(Instinct 2X Dual Power)

合計距離: 21543 m
最高点の標高: 1775 m
最低点の標高: 826 m
累積標高(上り): 1328 m
累積標高(下り): -1340 m
総所要時間: 05:20:42

 

旧モデル(Instinct)

合計距離: 20835 m
最高点の標高: 1700 m
最低点の標高: 798 m
累積標高(上り): 1306 m
累積標高(下り): -1334 m
総所要時間: 05:20:47

 

 

【Garmin Connectの確認】

Garmin Connectからも新旧のモデルを比較しました。
初期値では新モデルは温度が取得されていない事に気が付きます。

付けている位置は余り変わりませんでしたが、結果に違いが現れました。

またGarmin ConnectからはGPXファイルもダウンロードできます。そちらは次の比較に為に取得しておきます。

 

 

【GPXデータ解析】

新モデルと旧モデルのGPXデータを確認してみました。

左側が旧モデル、右側が新モデルのGPXをテキストエディタで開いた物です。

 

ただ上記の通り、GPXファイルを直接読むと確認しにくい為、GPXファイルを簡易的に閲覧するツールを作ってみました。
Excelベースになりますが、誰でも利用できるようにしてありますので、ご興味のある方は下記ボタンよりダウンロードをお願いします。

 

*** 注意点 ***
 ※活動時間、標高差等の情報はGPXファイルを用いて集計します。
 ※日本時間(UTC +9)に変換しています。
 ※GPS上の値を元をそのまま利用している為、標高差は地形を考慮できていません。
 ※Excel起動後、『GPXファイル解析ボタン』を押してGPXファイルを選択して下さい。

 

 

【最終的比較表】

文章ではまとめて分かりにくい為、一覧表としてまとめてみました。
結果は次の通りです。

地図(ベース)YAMAPInstinct(初代)Instinct 2X Dual Power
【実機ログ】
 1.鉄塔1236m1235m
(99.9%)
1169m
(94.5%)
1235m
(99.9%)
 2.木無山1732m1729m
(99.8%)
1636m
(94.6%)
1719m
(99.2%)
 3.三つ峠到着1785m1781m
(99.7%)
1696m
(95.0%)
1774m
(99.3%)
 4.三つ峠休憩後1785m1699m
(95.1%)
1775m
(99.4%)
 5.霜山1301m1301m
(100%)
1229m
(94.4%)
1295m
(99.5%)
 6分岐1推定1132m1144m
(101%)
1084m
(95.7%)
1126m
(99.4%)
 6.分岐2(戻り)推定1132m1144m
(101%)
1086m
(95.9%)
1120m
(98.9%)
 7.ゴール推定843m843m
(100%)
831m
(98.5%)
817m
(96.9%)
 バッテリー99%⇒65%満タン⇒残り1ゲージ66%⇒58%
【データ保存後】
 活動時間5時間20分5時間20分5時間20分
 移動距離20.1km21.17km21.54km
 上り1260m1159m1195m
 下り1262m1187m1207m
【GPX解析】
 ポイント数984地点5855地点5677地点
 平均取得頻度19.56秒3.29秒3.39秒
 累積標高1653.7m1306.4m1328.4m
 最低地点835.5m798.0m826.2m
 最高地点1782.5m1700.2m1775.2m

  

【まとめ】

今回の結果により色々と判りました。

1.大幅な性能アップ
Instinct(初代)からInstinct 2X Dual Powerになり性能が大幅にアップしました❕
特にGPSの精度は素晴らしいです❕❕地図と比較して一致率が99%以上を誇っています。
最後のゴールについては、多分ログが取得される前のデータでは無いかと思います。

DEM(Digital Elevation Model)や地形情報等を考量している思われるYAMAPと比べて、純粋にGPSだけでこの結果を出している為、凄いと思います。
 

2.データ取得頻度
YAMAPは984地点に対して、ガーミン旧モデルは5855地点(595%)、新モデルは5677地点(576%)といずれも5倍以上のデータが有る為、軌跡として見た場合は滑らかさや精度がかなり違うと思います。
また取得時間の頻度もガーミンは約3秒/回、YAMAPは20秒/回と言うのも特徴かもしれません。

ただ、YAMAPは上記に記載した通り、地形情報を元に補正している為、取得している地点は少ないですが高精度と言うことが言えると思います☺
 
3.バッテリーの持ちも十分
当初バッテリーの減りを確認する為、充電してから行う予定でしたが充電し忘れていました。
その為、中途半端な残量からのスタートでしたが、全く問題無い状態でした。
5時間位の活動で8%減少ですので…計算上だと50時間位(20%残量を残すとして)持つのかな❓
(上記計算でiPhoneだと34%減少ですので…11時間位(20%残量を残すとして)・・・バッテリーの減りが速いな💦)

これならば数日間のテン泊でも十分に耐えられると思います❕

  

最後に…

Instinct(初代)はスマートウォッチを使った事が無い同僚の所に嫁ぐ事が決まりました👏
きっと私の利用頻度よりは減るでしょうから…
Instinctにとって『第二の人生としてはスローライフが送れる』事でしょう(‘ω’)ノ

Instinct今までありがとう❕ 最高のバディーでした!!

Garmin Instinct(初代)
Garmin Instinct(初代)
  Thank You👋👋