山(Mountain)
((MMoouunnttaaiinn))

富士山ガイドの下見ついでにパトロールと団体ガイドのお手伝い♪

誰もがご存じ『富士山』は、2024年は静岡県側は7月10日から登山シーズに入りました!

今回は毎年富士登山が恒例行事である、団体様のガイドのお手伝いをしてきました(^^♪

事前に下見を兼ねてルートの確認を行いましたが、生憎の天候は曇り☁空ですが…かなりの強風🌀

詳しくは動画を見ていただくのが一番わかると思いますが、富士山ではこれでもただの雲の中です。

この日は天気予報では『熱中症警戒アラート』が発表される位の『晴れ☀』ですが、富士山では雲の中と言うことで台風並みの強風です。その為、富士山パトロールも含めて実施してきました。
※今年は富士吉田ルートで入山制限があることから、その影響もあってか、静岡県側ルートで事故等が増えてきて来ます。

湿った空気が富士山にぶつかり、急激に冷やされ雲が発生・・・
その雲の通り道と言うだけですがこの状態です。普段比較的山に入る私達でも、簡単には歩けない位の強風です。

それでも登山をする方もいらっしゃるので、声掛けをメインで行っています。

実際、転倒する方も

富士山のガイドの方は無事に今年も終わり、無事全員登頂し予定通りご来光も見る事ができました🌄

来年は富士山以外も検討したいとの事で少し楽しみですね(^^♪

 

【撮影 PowerShot SX620HS】

【実際歩いたルート】  通常コースタイム:9時間45分

Leaflet | Data © OpenStreetMap contributors, © 国土地理院, Imagery © Mapbox
合計距離: 9551 m
最高点の標高: 3725 m
最低点の標高: 2395 m
累積標高(上り): 1930 m
累積標高(下り): -1919 m
総所要時間: 07:02:49

【ダイジェスト】 60秒にまとめたYAMAPデータ

天気🌞☁
温度🌡️18.6℃(Ave) / 31℃(MAX) / 12℃(MIN)
湿度💧93%
風速🌀13m/s
※Garmin Connect上の値を書き出しています
グレーディング(参考):5B(富士宮口)
ルート定数🥵41(平均勾配22.11%)

【行程⏰
富士宮五合目(4時半出発)⇒浅間大社奥宮⇒富士宮口五合目(11時半着)-🚗帰宅🚗

大井川源流の碑事業への参加 その2(ボッカティア編)

南アルプスがユネスコパークに登録されて10年を迎えたこともあり、南アルプスユネスコパーク(南アルプスみらい財団)は10周年を記念し、2024年大井川源流である間ノ岳に『源流の碑』を設置する事業を行っています(^^♪

と言う前置きは徒歩リレー編でも紹介しましたが、今回はその続編になります。

前回の銘板をつなげての徒歩リレーが少し表舞台とすると、今回のボッカティアはまさに裏舞台・・・

銘板を支える基礎や台座、それと組み立てるセメント等の資材を広河原から源流まで運びます!

 Aチーム:基礎(7月12日~14日)
 Bチーム:台座(7月13日~15日)

 計34名のボッカティアが参加

2、3名の班で構成されており、当然自分たちの荷物もある為、プラスαの重さがあります💦
測っていないのでわかりませんが、推定30kg超はあると思います…

私はAチーム側で参加しましたが、初日は雨☔と風🍃強い中、北岳(第2位)を越え、北岳山荘を目指します。
 

翌2日目は天候が回復しましたが、朝方はまだ風が強い為、背負子を風に煽られながら間ノ岳(第3位)を越え、そこから源流に向かい下降とトラバースを繰り返して現地入りしました。

大井川の本当の源流は『源流の碑』が設置されるポイントより少し登ったところにありますが、源流の碑は登山道に設置されます。

源流まで自力で運ぶこの一見無謀とも思える企画でしたが、2日目は3班が合流(同じ山小屋に泊まった班)しての工程だっただけに楽しい✨✨

同じ目的を持った者通しチーム一体感が有ってちょっとした大人の遠足気分です👍

でも一番は、ずっと背負ってきた荷物を降ろした瞬間、『あぁ~肩の荷が降りた』の言葉の意味をホント感じた瞬間でした!

荷物を降ろしてからは大きい間ノ岳を上り、更に北岳を越え、北岳の肩小屋を目指します。
※間ノ岳は周回の為、1日で二回も登るなんてレアですからね🤣

この間天空の稜線(3000mの高さにあり日本一の稜線)を絶好の登山日和の中を歩きます。

ただ途中、Bチームのボッカは天候の影響もあり肩小屋で終了と話を聞きました。
そのBチームが待つ山小屋に行く為、なんだか複雑な気分でしたが…

Bチームの方々も同じ苦労をした仲、最後は今回大変だったスタッフも合流してのお疲れさん会はこの上ない幸せなひと時でした♪

今回のボッカティアって本当に山好きの人達が参加しているだぁ~と改めて実感しました。

ボランティアなので、名誉以外は何もいただけません(^^♪
寧ろ山小屋代も自腹なのでマイナスですね🤣🤣

唯一の特典は『イベント参加の手ぬぐい』と多分椹島の『記念碑に名前が削られる』事だと思います。

でもそれで良いんです(#^^#)
だってみんな人生でもトップクラスに楽しい時間を過ごし・貴重な体験をする事ができたんですから…

最後に…
リレーに参加された方108名、ボッカティア34名と数多くの賛同していただいた企業様、個人の方々
そしてそれをバックアップし続けたスタッフの皆様本当にありがとうございました。

山から流れ出る水を舞台にとても感動的な記念事業になったと思います。

きっと後世に語り継がれて、より自然に対しての意識が高まることを期待しております。

また、近々静岡市長も現地入りをされるようなのできっと注目度が増すことでしょう❕

8月11日の山の日に実施されるお披露目式には行くことができませんが、次回椹島に行く時を楽しみにしております☺

 

【撮影 iPhoneSE3】

【実際歩いたルート】  通常コースタイム:18時間00分

Leaflet | Data © OpenStreetMap contributors, © 国土地理院, Imagery © Mapbox
合計距離: 24095 m
最高点の標高: 3194 m
最低点の標高: 1524 m
累積標高(上り): 3298 m
累積標高(下り): -3292 m
総所要時間: 01:01:57

【ダイジェスト】 60秒にまとめたYAMAPデータ

天気🌞1日目☔、2日目☀、3日目☔
温度🌡️19.7℃(Ave) / 27℃(MAX) / 13℃(MIN)
湿度💧95%
風速🌀23m/s
※Garmin Connect上の値を書き出しています
グレーディング(参考):6C(広河原⇔北岳)
ルート定数🥵80(平均勾配15.38%)

【行程⏰
1日目:広河原(7時出発)⇒白根御池小屋⇒肩の小屋⇒北岳⇒北岳山荘(14時半着)-宿泊🛖

2日目:北岳山荘(4時出発)⇒間ノ岳⇒三峰岳⇒源流⇒間ノ岳⇒北岳山荘⇒北岳⇒肩の小屋(13時半着)-宿泊🛖
 
3日目:肩の小屋(5時出発)⇒白根御池小屋⇒広河原(8時着)-🚗帰宅🚗

完成報告会で上映された取組の紹介動画】 -外部リンク-

大井川源流の碑設置事業への参加 その1(徒歩リレー編)

南アルプスがユネスコパークに登録されて10年を迎えたこともあり、南アルプスユネスコパーク(南アルプスみらい財団)は10周年を記念し、2024年大井川源流である間ノ岳に『源流の碑』を設置する事業を行っています(^^♪

【大まかな流れ】

  1. 大井川源流の碑を作成
  2. 海から山へ 大井川を歩いてつなぐ ⇒ 現在ココ
    番外編:山のスペシャリストが運ぶ椹島⇔源流までの碑ボッカ
  3. 源流目指してボッカティア(ボランティア × 歩荷)で部材運び
  4. 大井川源流の碑 除幕式

※源流の碑にとっては大井川の長さが約168km、間ノ岳山頂が標高差3190m
 まさにSea To Summit(ゼロ間ノ岳⁉)ですね🤣

間ノ岳源流に設置される源流の碑(イメージ)
大井川源流に設置される予定の源流の碑
 

今回は子供から大人までが参加し海と山を繋ぐリレーを7月5日~7日に実施された☺

約3キロ弱の道のりではありましたが・・・
静岡が生んだレジェンド望月将悟さんの生まれ故郷でもあり、2024年も実施されるTJAR(トランスジャパン)の舞台のど真ん中である井川を担当させてもらいました♪

背負子と源流の碑(銘板)を合わせて7kg程度を、ここまで『100人以上方の思いも背負って』の次のグループにつないでいきます(*^▽^*)

なにより普段歩く事が無い区間をのんびりと歩く・・・いいですねぇ~♪

途中、この企画がされた裏話(なぜこんな無謀と思える企画を立てたのか)や、今回の将悟さんの面白話を聞いたり…
また色々と楽しませてくださった十山株式会社(南アルプスの管理を行っている会社)の方々と笑い有りのとても楽しい時間をご一緒させていただきました🎵

この3日間は天候に恵まれましたが、その分暑かったのでなにより一番大変だったのは現場を支えたスタッフの方々だと思います!
本当にありがとうございました!!そしてお疲れ様でした(o*。_。)oペコッ

さて来週はいよいよ、源流の碑を組み立てる為の部材歩荷(ボッカティア)です!
部材だけで17kgと聞いています。もちろん自分の荷物もある為、気合を入れて行ってきたいと思います👍

続きは『 その2(ボッカティア編) 』をお楽しみに・・・

 

【撮影 PowerShot SX620HS】