富山
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今週の山♪日帰り(遠見尾根)で行く五竜岳

こんにちは、くりボーです(^^♪

今回は日本百名山の一つ、後立山連峰のど真ん中にそびえる五竜岳に登ってきました☺

スキーをする方には特になじみのある白馬五竜の後ろにそびえる山ですね♪
春には残雪が描く『武田菱』の雪形でも有名ですし、ゴツゴツ感のある男性的な山ですね‼

以前、唐松岳方面から縦走で山頂を目指したことがありますが、天候が急変してしまい、山頂を目前(100mくらい手前)に撤退した苦い思い出があるんです。
今回はそのリベンジも兼ねて別のルートからの登山になります。

五竜岳への主なルートは2つ】

五竜岳へ向かう一般的なルートは2つあります。

  1. 唐松岳からの縦走ルート
  2. テレキャビンを利用した遠見尾根ルート

今回は2つ目の「遠見尾根ルート」を選びました。

※他にも鹿島槍ヶ岳からの日本三大キレットの一つ八峰キレットを越えるルートもありますが、難易度が高いため、一般的ではありません。


遠見尾根ルートは鎖場に注意!

遠見尾根は比較的歩きやすい登山道ですが、標高を上げるにつれて岩場や鎖場が増えてきます。

今回は日帰り登山を行っていますが、ゴンドラの運行時間が『7時30分から16時30分(平日は8時15分から)』となっています。
この時間を考えると、約9時間で戻ってくる必要があるため、1泊2日の行程で計画を立てることをおすすめします。


最高の天気!のはずが…

この日は天候に恵まれ、遠くには富士山まで見えるほどの最高の山日和でした‼

ただ、思わぬハプニングも…デジカメを充電したまま自宅に忘れてしまったんです…

その為、仕方なくiPhoneで撮影していますが、それでも五竜岳の雄大な景色は十分に伝わると思います。

 

【撮影 iPhone 16e】

【実際歩いたルート】  通常コースタイム:10時間54分

合計距離: 15572 m
最高点の標高: 2806 m
最低点の標高: 1648 m
累積標高(上り): 1812 m
累積標高(下り): -1808 m
総所要時間: 05:58:59

【ダイジェスト】 60秒にまとめたYAMAPデータ

天気🌞:
温度🌡️:23.9℃(Ave) / 30℃(MAX) / 16℃(MIN)
湿度💧:77%
風速🌀:1m/s
※Garmin Connect上の値を書き出しています
グレーディング(参考):5C(アルプス平⇔五竜岳)
ルート定数🥵44(平均勾配23.38%)

【行程⏰】
アルプス平駅(7時半出発)⇒大遠見山⇒五竜山荘⇒五竜岳⇒⇒五竜山荘⇒大遠見山⇒アルプス平小屋(14時着)-🚗帰宅🚗

今週の山♪試練と憧れ…10月最後は早月尾根から行く剱岳

日本百名山と言ったら…山を登り始めている方には憧れの一つ『剱岳』は外せませんよね(^^♪

映画、劒岳 点の記がある為、日ごろ山に登らない方でも名前だけを知っている有名な場所かもしれませんね👍

今回は10月最後の土日と言うこともあり、思い切って剱岳まで行ってきました☺
今年はTJARがあった事もあり、立山、薬師岳、水晶岳など黒部源流周辺を数多く登っただけにその締めくくりに選んでみました!

ただ、前日は仕事が終わってそのまま、夜通し車を走らせ馬場島へ・・・ここまで約7時間超💦

そこからろくに仮眠もせずに北アルプス三大急登(燕岳の合戦尾根、烏帽子岳のブナ尾根)の一つ、早月尾根を唯々登る(;^_^A

日頃の疲れからか過去一キツク感じ、中々ペースも上がりませんでしたが無事に登頂💪

TJAR最初の難関である舞台の一つ…改めてTJARの選手の方々の凄さを感じました‼

高曇りの状態ではありましたが、山頂からは富士山も見えるくらいの景色を独り占めでき、10月最後にして最高の山行となりました✨✨

 

【試練と憧れの意味】
この言葉の意味を改めて調べてみました…

日本山岳会が昭和51年発行の会報誌 2月号(No368)
https://jac.or.jp/info/iinkai/kaiho/197602YAMAr1.pdf
に記載がありました。

吉田帰雲氏の作品であり、副碑碑文には…

遠き神代の昔より変る事なき山の峯々と萬古の雪を湛えて繁吹に岩を咬む状を現世に残す中部山岳国立公園剱岳の山々渓々苦難に打克ち渓を渉り山を攀りしが敢えなくも事成し得ずして之の山渓に眠る若人を偲べば実痛恨の極み而れども高き志を御名と共に千萬世まで残し伝えむと此の社殿に納め奉り神鎮りまして後に続く山岳人達の平穏を天翔り国翔り守らせ給え『憧がれる心に試練があり、試練を超えて其の道を歩き続けん』私達は自然の中に生き抜く山岳人の安全と散華した御魂安かれとの願をこめて之を記す

決して冒険心を掻き立てるような内容ではなく、遭難慰霊碑であり、かなり意味の深い言葉だったのですね…

軽い気持ちで使っていたことに改めて反省したいと思います。

 

【撮影 PowerShot SX620HS】

剱岳山頂からの貸し切り展望

 

【実際歩いたルート】  通常コースタイム:14時間20分

合計距離: 16684 m
最高点の標高: 3027 m
最低点の標高: 756 m
累積標高(上り): 3097 m
累積標高(下り): -3076 m
総所要時間: 10:55:02

【ダイジェスト】 60秒にまとめたYAMAPデータ

天気🌞:
温度🌡️:13.7℃(Ave) / 20℃(MAX) / 8℃(MIN)
湿度💧:89%
風速🌀:1m/s
※Garmin Connect上の値を書き出しています
グレーディング(参考):6E(馬場島⇔剱岳)
ルート定数🥵56(平均勾配34.03%)

【行程⏰】
馬場島(2時半出発)⇒丸山⇒剱岳⇒丸山⇒馬場島(13時半着)-🚗帰宅🚗

今週の山♪日本三霊山の一つ立山までお参り

日本百名山の一つでもあり、日本三霊山(富士山、白山、立山)でもある立山

立山アルペンルート、雪の大谷、称名滝、地獄谷、弥陀ヶ原、黒部ダムと有名なスポットが沢山ありますが、なかなか気軽にはいけない場所ですよね(;^_^A

今回は2024年8月11日から8月18日かけて実施されるTJAR2024の最初の舞台でもある、この立山連峰へ思い切って行ってみました(‘ω’)ノ

因みにこの立山・・・
『立山という山が無い』事はご存じですか❓八ヶ岳と同じですね☺

立山は主に立山本峰として『雄山(おやま)、大汝山(おおなんじやま)、富士ノ折立(ふじのおりたて)』の3つの峰からなっており立山としての名前は存在しないんです。

周辺には剱岳や大日岳、越中駒ヶ岳、薬師岳等があるそれらを『立山連峰』と呼ばれています。

今回は時間の関係上日帰り登山でしたが…
立山のホテルやテント泊をしてゆっくりと堪能したり、熟練者の方は剱岳まで足を延ばすのも良いと思います(^^♪

残念ながらライチョウとは遭遇しませんでしが、絶好の山日和の中、立山を堪能できました!

 

次週からはいよいよTJAR2024が始まります!!

今年の夏も数々のドラマがあり、きっと暑い夏になると思っています♪

選手の皆様、そしてスタッフの方々、暑い中大変だと思いますが、トラブルなく全員が大浜を目指して頑張ってください💪

 

【撮影 iPhone SE3】

【実際歩いたルート】  通常コースタイム:7時間50分

合計距離: 12348 m
最高点の標高: 3010 m
最低点の標高: 2265 m
累積標高(上り): 1355 m
累積標高(下り): -1343 m
総所要時間: 05:20:03

【ダイジェスト】 60秒にまとめたYAMAPデータ

天気🌞:
温度🌡️:27.6℃(Ave) / 33℃(MAX) / 20℃(MIN)
湿度💧:70%
風速🌀:1.1m/s
※Garmin Connect上の値を書き出しています
グレーディング(参考):3B(室堂⇔真砂岳)
ルート定数🥵32(平均勾配22.03%)

【行程⏰】
室堂(8時出発)⇒一ノ越⇒雄山⇒大汝山⇒富士ノ折立⇒真砂岳⇒別山⇒室堂(13時半着)-🚗帰宅🚗